「水害はドロの災害」
この度の記録的な大雨で
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
多くの場所で土砂崩れ等が発生し、
多くの犠牲者や被災者を出すこととなりました。
水害はドロの災害と呼ばれています。
以下、内閣府の資料です。
水害っていうのは水だけが来ると思っていたのだけれど、泥が来るんですよ。
これは予想外でした。まさにヘドロですね。
水が引いたあとには、家の障子の桟にびっしり泥がついていて、
拭いてもあとからあとから茶色い水が浮き出てくるんです。
木の目の中まで泥水がしみ込んでいるから、
乾くとまた泥が噴いてきて、拭くとぞうきんが茶色になりました。
水が引いて、皆さん家の前へ家財道具を出したでしょ。
道路っていう道路の両側がゴミの山で、
車が1台やっと通れるぐらいになっていました。
当時、電化製品は水にぬれるとダメになると思い込んでいたので、
水で洗えば使えるものまで捨てていました。
生活の臭いがする道具がゴミとなり、
山と積まれている光景を見るのはしのびなかったです。
乾いたら乾いたで、今度はほこりと粉塵。
風が吹くと砂ぼこりがブワーッと立って、
マスクをしないと咳き込んだり、気持ちが悪くなったりするほどでした。
水害って本当に後が大変なんです。
(愛知県清須市60代女性)
水害後の片付けをする際のポイント
①使えるものと使えないものを選定する
②濡れているだけか、泥がしみ込んでいるかを見極める
③洗う、拭くなど繰り返し対応する
④マスクをして健康に留意する
また、ボランティアなどで参加される場合は、
道路が混乱するため公共交通機関で参加しましょう。
ボランティアの皆さんの力で救われたという声もあります。
家財整理のノウハウを持っている皆さまの力が
被災者の力になれるかもしれません。
重ねて、被災者の皆さまへお見舞い申し上げますとともに、
早い復興をお祈りしております。
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