【ゴミ屋敷は認知症が原因！？】

先日家財整理士の元へ一本の連絡が入りました。

「実は私の実家がゴミであふれかえっているんです。

助けてもらえませんか？」

早速、お片付けのプロと同行して、

家財整理士が家へ訪問すると、相談の通り山積みのゴミが・・・。

特に目立ったのは、

草木のゴミが多く、家の中も土がたくさん散らばっていて、

ゴミと土と枯れた草木であふれかえっていました。

ご家族に話を聞くと、

昔はよく近所の空き地に言っては、

草花を摘んできて家に飾っていたそうです。

その時、その家に住んでいる方がいたので、

家財整理士は話しかけました。

「お母さん、おいくつですか？」

『いくつだっけな。忘れてしもうた（笑）』

そこで、さらに話しかけました。

「お花好きなのですか？」

『そうなのよ、この花もきれいでしょ？』

そうやって枯れて土色になった花を差し出してきました。

その時に家財整理士は

認知症の疑いを持ったため家族に相談し、

家財整理士のネットワークを活用して

認知症専門医の紹介、

また介護支援専門員（ケアマネジャー）を紹介し、

介護サービスの利用をお勧めしました。

ちょうど、いいタイミングで介護施設に空きがあったため、

介護施設に入所し、安心して生活をすることができるようになりました。

ゴミ屋敷化してしまう原因には、

『認知症』の可能性が大いにあります。

ただ単に、家を片付けても

結局また同じ状態に戻ってしまうこともあります。

今回の家財整理士のように、

片付けはもちろんのこと、
プロとして介護サービスの手配まで行い、

安心した生活を提供する。

これが本当のサービスだと思います。

ぜひ皆さんも家財整理士の勉強をして、

認知症高齢者の生活を支えていきませんか？

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